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「あればあるだけお金を使う人」の末路 〜貯金ができない人のライフプランとは?〜

自分の「ライフプラン」を見たい? 見たくない?

「“お金の相談”の専門家」ファイナンシャルプランナー(FP)のコンサルティングでは、ライフプランが“問題解決の出発点”となることがよくあります。

 

ライフプランとは、言ってみれば「未来の家計簿」「人生の予算書」と呼べるような存在。その人のライフプランを作ることで、お金に対する漠然とした不安を可視化し、解決策を検討する重要な手がかりとなります。

 

ところが、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談に来た人の中で、ごく稀ですが自分のライフプランを作ることに拒絶反応を起こす人がいます。

 

その理由は人によって多少異なりますが、大方は「自分のライフプランを見たくない」、つまり「現実を直視したくない」という感情からライフプランを作ることに強い抵抗感を示すのでしょう。例えば、手元のお金をあればあるだけ使ってしまい、貯金がまったくできない人などはその典型的なケースです。

 

「あればあるだけお金を使う人」ですから自分のライフプランが楽しいものにならなくても自業自得とも言えますが、「現実を直視したくない」ということは、逆に考えれば自分の未来を予想できるだけの想像力があり、なおかつそれを不安に思っていることの証明でもあるわけです。

 

もちろん、見通しの暗い未来を考えるのは憂鬱なものです。思わず目を背けてしまいたくなる気持ちもわかります。

 

しかしそれでは何も始まりません。どんな形であれ、まずは動きだすことが大切です。

 

そこで今回は、あくまで一般例として「あればあるだけお金を使う人」のライフプランのサンプルをご紹介したいと思います。

 

もしかしてあなたが「自分も“あればあるだけ使う人”かも?」とか「夫(妻)にその傾向があるかも?」と感じているのであれば、ぜひご一読ください。「“お金の相談”の専門家」として、このコラムが問題提起のきっかけとなってくれるのであればとても嬉しく思います。


本来であれば「ライフプラン」に一般例は存在しない!

さて、既に触れたようにライフプランとは「未来の家計簿」や「人生の予算書」と呼べる存在です。通常であれば「一般例」と作ることにあまり意味はありません。人間の顔が一人一人違うのと同じように、ライフプランもその人やそのご家庭によって一つ一つ違うものだからです。

 

確かに、公になっている様々な平均値を用いることでライフプランの一般例を作ることは可能です。収入の平均値、生活費の平均値、教育費の平均値、住宅費の平均値など、各種の資料から数字だけを拾うことは難しくありません。

 

しかし、そうして作られたライフプランになんの意味があるでしょうか? 世の中に「すべての要素が平均値」という人でもいない限り、そんなライフプランは無意味です。

 

やはりライフプランとはその人や家庭によってそれぞれ違うものであり、だからこそライフプランを作成する時には丁寧なヒアリングが必要になるのです。

 

これがライフプランの“大原則”です。

 

ただ、今回のテーマである「あればあるだけお金を使う人」のライフプランは比較的予想が簡単です。どの人も同じではないものの、似たようなライフプランになることは想像に難くありません。

 

そう、「あればあるだけお金を使う人」の場合は、収入の多寡に関係なく貯金ができないからです。収入が多い人も少ない人も、それぞれが自分の収入と同じだけお金を使ってしまいます。それであれば、結果的に同じようなお財布事情になるのはある意味当然と言えます。


「あればあるだけお金を使う人」のライフプランとは…

ライフプランの一部に「キャッシュフロー表」と呼ばれるものがあります。

 

「キャッシュフロー表」とは、簡単に言えば“未来の貯金額を予測するためのツール”です。横軸にその人の年齢、縦軸に貯金の残高を記し、「何歳の時点で」「いくら貯金があるか」をグラフで表します。

 

それでは「あればあるだけお金を使う人」のキャッシュフロー表とはどんな形になるのでしょうか。

 

もう想像がつきますよね。こんなグラフが出来上がります。

 


果たしてこのキャッシュフロー表を「プラン(計画)」と呼んで良いものかどうかは大いに疑問ですが、誰が見ても一瞬にして不安になるキャッシュフロー表の完成です。

「あればあるだけお金を使う人」に迫る3つの危機

「“お金の相談”の専門家」ファイナンシャルプランナー(FP)の目から見て、このキャッシュフロー表には大きく3つの問題点があります。順番に見ていきましょう。

 

@老後資金が枯渇してしまう

キャッシュフロー表を見た瞬間に誰にでもすぐに分かるのが、「老後資金の不足」です。

 

考えてみれば当たり前の話ですが、「あればあるだけお金を使う人」に貯金は期待できません。

 

しかし、そんな人にもいつか必ず仕事をリタイアする日がやってきます。そうなった途端にこれまでの生活が一変するのは間違いないところでしょう。

 

中には「仕事を辞めれば出て行くお金も少なくなるから大丈夫」とか、「年金の中でやりくりしていくから問題ない」と言う人もいますが、本当にそうでしょうか。

 

仮に日本の年金システムが現状を維持できたとしても、その見通しはあまりに楽観的すぎるように思えます。

 

A病気や怪我に対処できない

手元のお金が少ないと、いざという時に困るのは誰にとっても同じです。病気が怪我などをした時などは、その最もわかりやすい例でしょう。

 

病気や怪我をすれば入院費や通院費がかかります。収入が多い人であれば生活費を削ってその費用を捻出することもできるかもしれませんが、元々の生活費の余裕がないのであればそれも難しくなってしまいます

 

ただし、収入が多い人にとっても病気や怪我で「働けなくなる期間」が発生するのは大きなダメージです。

 

一般的には収入が多い人ほど様々な面で負担の多い仕事をしていう割合が高く、「健康であること」がその収入を維持する必須条件となっているケースがほとんどだからです。

 

また、このタイプの人は“保険屋の格好の餌食”になる点も見逃せません。「いざという時困るでしょ」という保険屋の常套句に簡単に引っかかってしまう危険性が高いからです。

 

その結果、余計な保険料を払ってさらに家計が悪化するのでは本末転倒です。逆に言えば、ある程度の蓄えがあれば「生命保険に加入しない」という選択肢を持てることをしっかり認識するべきでしょう。

 

Bライフプランの変化に対応できない

私の経験上、こうしたタイプの方は独身か、あるいは共働きのご夫婦に多く見られます。

 

「あればあるだけお金を使う人」とは言い換えれば「自分のお金を自由に使える人」でもあるわけですから、いわゆる独身貴族だったり、共働きでお互いの財布に関知しないご夫婦でないとそもそも難しいのかもしれません。

 

そうした人はこれから先もずっと同じような生活が続くと思っているケースが多いのですが、人生とは長いもの。これから先どんなことが起こるかは誰にもわかりません。

 

例えば、独身貴族を貫いていた人が突然結婚したり、長いこと子供のいなかった夫婦にいきなり子供が(それも双子が!)生まれるといった話は、あなたの身の回りでも実際に耳にしたことがあるでしょう。

 

それ自体はもちろん喜ばしいことですが、今回のようなライフプランではそうした生活の変化に耐えられるだけの余裕がありません。生活の変化とは、すなわち「お金の使い方がガラッと変わること」を意味しているからです。

 

これまでなかった支出が発生することもあるでしょう。反対に世帯として収入が減ることだってあるかもしれません。

 

そうしたお金の使い方の方向転換には、それなりの労力と時間が必要です。もともと貯金がないようでは、その方向転換をするだけの時間を稼ぎだすことができなくなってしまいます

はじめの“小さな一歩”を踏み出そう!

いかがだったでしょうか。「あればあるだけお金を使う人」のライフプランの一例をご紹介しました。

 

例に挙げたキャッシュフロー表も衝撃的だと思いますが、実際にはこうした人の末路は参考例にようにすらならない可能性が高いと言えます。

 

シミュレーション上では老後資金がマイナスとなっていますが、現実社会では返すあてのない人には誰もお金をを貸してくれません。借金すらできないわけですから、その人に待っているのはキャッシュフロー表以上の「過酷な現実」なのです。

 

「ケチケチするのがイヤだ!」
「自分で稼いだ金を使ってなにが悪い!」
「どうお金を使おうと勝手だろ!」

 

そんな意見があるのも重々承知していますし、敢えて反対意見を唱えるつもりもありません。それぞれが大人としての自覚を持って、他の人に迷惑をかけないようにできるのであればそれで良いと思います。

 

ただ、もしあなたが「あればあるだけお金を使ってしまう」自分自身やパートナーに少しでも不安を感じているのであれば、まずは「現状を把握する」という小さな一歩から踏み出してみましょう

 

だれでも自分のお金の問題と向き合うのが気が進まないもの。

 

しかし「問題は“なにが問題か”が分かれば、半分解決したも同然」という言葉もあります。とりあえずでも良いので行動を起こし、問題に早く気がつくことが大切です。

 

あなたのライフプランにもし問題があるとすれば、その問題解決のために「なにかができる時間」は長ければ長いほど可能性は広がるのですから。


(2018/06/13 文責:佐野純一)

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