最後に挙げる5番目の理由。
これがあなたが不動産投資をファイナンシャルプランナー(FP)に相談する最大のメリットかもしれません。
あなたなら不動産投資に興味を持った時、どんなところに相談に行くでしょう。インターネットでちょっと検索すれば、「不動産投資の専門家」という人がたくさん見つかると思います。
ただし、その人たちはアパート建設会社の社員だったり、収益物件を扱った不動産業者だったりします。あるいは、新築ワンルームマンションの営業というう人もいるでしょう。
果てして彼らは本当に「不動産投資の専門家」でしょうか。不動産投資に携わっているという意味では、確かにそうかも知れません。
しかしながら、確実に言えることが一つだけあります。
それは、「あなたと彼らの利害関係が一致するとは限らない」ということです。
考えてみてください。彼らの目的はなんでしょう。
アパート建設会社の社員であれば、アパートの請負契約を受注することが目的です。言い換えれば、あなたにアパートを建てさせることです。
不動産業者であれば、あなたに収益物件を買ってもらって仲介手数料をもらうこと、デベロッパーであれば自社で建てた投資用マンションを買ってもらうことが目的です。
こうして考えてみれば、実は誰も「あなたを不動産投資で成功させる!」ことを目的としてはいないことが分かります。
もちろん、時としてお互いの利害関係が一致することもあるでしょう。あなたの「不動産投資の目的」を達成するために、その会社の商品が最適な選択肢なら問題ありません。建設会社や不動産業者であっても、お客様の利益を優先に考えてくれる方も私はたくさん知っています。
ただし、「そもそもの目的がお互いに違う」ということはしっかりと認識しておくべきでしょう。
では、「“お金の相談”の専門家」ファイナンシャルプランナー(FP)に相談した場合はどうでしょうか。
実際に不動産投資を始める場合、ファイナンシャルプランナー(FP)とコンサル契約を結んでいただくことになります。
このコンサル契約は、言わば「ファイナンシャルプランナー(FP)が“アナタの味方”である証」です。コンサル契約を結んだ以上、ファイナンシャルプランナー(FP)はあなたの利益を最優先に考えます。
「あなたにとって何が最良なのか」
それがコンサルタントとしてファイナンシャルプランナー(FP)の行動基準となります。
その結果、他の専門家では絶対に選ばない選択肢をあなたは持つことになります。つまり、「不動産投資を行わない」という選択肢です。
様々な条件を考慮した結果、不動産投資を行わないことがあなたにとって最良であれば、ファイナンシャルプランナー(FP)は引き返す勇気を提案します。これは、他の専門家には提案できない、“アナタの味方”ファイナンシャルプランナー(FP)にしかできないことです。
不動産投資成功への第一歩は、信頼できるパートナー選びから。
その信頼できるパートナーとして、ファイナンシャルプランナー(FP)という存在があることを知っておいていただければと思います。